Murder Zone

2005年3月5日
今晩わはー。

※何故かこの回だけ敬語が使用されていません。不特定多数の人たちに見える場所に何かを掲載するのであれば必ず敬語を使うべきだ、という奇特な方は見ないことをお奨めします。

昨日は昼の三時に起きた。そして今は夜の五時。わかるかい? オレはまだ十四時間しか起きていない。オレの一日の平均活動時間は十六時間だから、寝るにはまだ二時間ほど足りない。

まあ、単調で機械的な生活ほど退屈で面白くないものも珍しいし、ひきこもり気味……あくまで気味ということにしておくが、とにかく外に出ることが少なく、結果的に単調な生活を送るハメになってしまっているからせめて寝起きの時間ぐらいは毎日ずらして単調じゃなくそうって腹なわけだよ。

とかなんとか言ってみたけど、噛み砕いて言うと寝れないだけね。独りで寝るのが怖いわけじゃないけどオレもまだ若いし、ママンが恋しくなることぐらいあるさ。
朝起きて隣で寝てたら蹴飛ばすけどな。

それは置いといて、眠れない時は小難しいことを考えるのが一番だって偉い人が言ってた。だから今日はそれを実践してみたいと思う。せっかくだから日記に載せたりもしてみる。皆の衆、心して読んでくれたまえ。

今回はどんなろくでもないことを考えたんだ、と思われるかもしれないけど今回は真面目も真面目、大真面目。なんと『何故人を殺しちゃいけないのか』。ごめん、ろくでもないね。でもまあ、書いておくよ。何でって、暇だから。

オレの考えは、『罪だから』……よく言われる形だと『法律に守られている以上は法律を守る義務があるから』。それと『世間から非難され、同時に社会的地位を失うことになるから』。ああ、待て待て、閉じようとするな。ブラウザで戻るのも勘弁な。別に法律で禁止されてるからしちゃ駄目なんだってママがいってたもん! とかそこまで馬鹿なこと言うつもりじゃないから安心してくれ。

何故そう考えたのか、まずは前者から説明する。『法律で守られている以上は法律を守る義務がある』、これは、法律論のようで法律論ではない。まず、本人の意思でなくても生きている以上法律には守られている。自分の家に集団強盗が押し入らないのも、街を歩いていて袋叩きにされないのも法律による部分が大きい。仮に集団強盗が法律に触れず、罰せられることがないのなら今より多発することは考えるまでもない。これは極端すぎる例だけど、他にも色々と考え付くだろう。

さて、そうして法律に守られている者が殺人を犯したとする。現在の法律では殺人は懲役を免れない……と思う。法律にはあまり詳しくない。とにかく懲役になったとする。では、服役期間を過ぎれば罪はなかったことになるのか? それは絶対に違う。殺人をすればその責任は一生消えることがない。遺族からの復讐を全て受け止める覚悟がないのならしてはならない。しかしこれは法律論じゃない。法的には服役期間を過ぎればその『法律上の罪』は殆どなかったことになる。再犯すれば罪が重くなるとか、その程度のものしか残りはしないし、再び法に守られ、遺族が復讐を行えば遺族は罰せられ、法律上そいつは被害者となる。

話は戻るが、法律に守られている以上は法律を守る義務があるというのは法律論ではない。勿論法律を破ってはいけない、とはあるが、破ったところで定められた罰を受ければいいだけの話だ。

しかしそれで解消する罪は法律上の罪だけであって、遺族からの怨恨による復讐や、その後人殺し扱いされる可能性がついて回る。勿論法律では復讐は認められていないし、人殺しだから、というのは何かの理由にならない。実際には人殺しだからという理由だけど適当に違う理由を見繕って拒否されることは大いにあり得るけどね。

オレの言う『罪だから』は法律上のものだけではない。どちらかといえば遺族からの怨恨や社会的地位どうこうという方を指してそう表現した。呪いや負の感情がどうたらとかその手のオカルトは信じていないけれど、服役を終えた殺人犯やレイプ犯が檻から出てきた後に刺殺されたなんて話をよく聞くが、別段不思議とも思わない。これは世論でもそうだろう。

話は戻るが今のところ復讐は法律上……法律論だと認められていない。にも関わらず世間的には認められている。認められているのは法律上の話ではなく、善悪論だと悪くないと、そういう意味でだ。レイプ犯とそいつを刺した被害者に親しい者がいた場合、多くが刺した側に同情を寄せる。単純な法律上の罪の重さならばレイプより殺人の方が遥かに重いにも関わらず。

これは後者の理由とつながっていて、犯罪とその加害者に対する復讐というのは得てして先にやった方が悪いと、少なくとも世間ではそう思われる。世論なんかどうでもいいじゃないか、法律上や理屈の上では服役を終えた後の犯罪者は一般と変わらない、という意見もあるが、それならば人を辞めるべきだ。人間の世界において世論というのは非常に重要な要素だ。特に日本人は体裁を気にしすぎる傾向があるから尚更。一生人殺しだと後ろ指をさされることは間違いない。

さて、察しのいい方はもう分かったと思うが、法律論じゃないと言ったのはそういう理由だ。まとめると『法律論では犯罪者は服役期間を終えれば犯罪者ではないし、罪もない』が、『世間では犯罪者は服役期間を終えようが一生犯罪者だし、怨恨は消えはしない』と、そういう理由だからだ。それが何故法律を守る義務があるということになるかと言うとこれも後者とつながっていて、『法律を犯したものが法律に守られるというのはおかしい』と世間的には思われているからだ。嘘だと思うのなら周りに聞いてみればいい。但し危険思想に近い、現実と非現実の区別がついていないようなオタクは駄目だ。それは既に犯罪者予備軍なのだから、世間一般と似通った考えを持っているとは考えにくい。

つまり法律上では服役期間を終えれば罪ではなくなる。しかし善悪論では罪は消えないし、一度法律を犯した者は法律に守られるべきではないと考えている者も、物事を善悪で考える者が多いのも事実。そして人である限り世論はその者の人生に大きく関係がある。それは義務があるのと同意義だ。

だから人は殺しちゃいけない。はっきり言って、法律上の罪を償えばそれで全ての意味においての罪が消えるならば殺人は大したことじゃない。それ以上に怨恨とか、社会的地位の喪失とか、そっちの方が怖いし歯止めになる理由だとオレは思ってる。

ちなみに、『なら殺人しても名前、顔の公開されない少年犯罪はどうなんだ』と聞かれると答えに詰まる。正直な話、今の少年法に殺人を抑制する能力がなさ過ぎる。服役期間が少ないのもあるけど、むしろ名前、顔の非公開というのが甘すぎる。実際のところ、少年犯罪が多いのは問題になっているし。少年だから甘くすべきなんて考えが間違いなのは考えるまでもないのにね。自制が利かない子供だからこそ法律で抑制するしかない。

そんなわけで、オレの結論としては『法律を守る義務を破った場合、社会的地位を失うと同時に莫大な罪を背負うことになるから』と、そんな感じ。罪は怨恨や軽蔑と言い換えてもいい。

―――

最後が「〜そんな感じ」で終わっているのは語彙が少ないせいで表現できてるか不安だからです。

所詮厨房が眠い頭を使って考えた話ですから信憑性も正当性もありませんが、ガキの考えを理解するのに役立ててください。

ご意見・異論・反論は受け付けますが優しくしてください(´▽`*)

ノシ

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